89歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインが教える、自分の心と向き合い、より良く生きるためのヒント。
音楽だけでなく人生にもつながる、思いの詰まった映画です。
生徒それぞれが得意な分野が違うのだから、先生はその1人1人の能力が機能するように指導する、という考えのシーモア・バーンスタイン。
その指導法とは…こういうものだと教えこむのではなく、生徒が自分自身で答えを見つけるよう誘導尋問すること。
その人が一つ一つ考えを積み立てていって結論に達した時、そこに至る過程を自分で作り上げているのだから自分の物として残る、という事。
…まさに教室で行なっているカウンセリング・レッスンです!
いろいろな意味で、もう一度観たい映画でした。
コメントをお書きください