指揮者からみたピアノ演奏と教育

先週、ニューヨークでご活躍の指揮者伊藤玲阿奈さんのレッスンを受講するという、素晴らしい機会をいただきました❗️

音楽に対して指揮者が行うアプローチを、ピアノ演奏や指導にどのように生かせばよいか...これがレッスン受講の目的でした。
共通している事は、自発性を引き出し、出したい音色を理論的に追求し分析するという点。
何故そう弾きたくなるのか...を理論的に考えていくと、確かにその出し方に行き着くのです。そして、そのもととなるのが、楽譜の中のスラーや強弱記号、ベースライン、和声機能、など...そう、答えは全て楽譜にあったのです。

楽譜を分析し、読み解く事で演奏が変わる事を実感しました。
そして、指導する上で、考えを引き出す言葉かけや質問が重要な事も...

ご著書の”宇宙の音楽を聴く”では、音楽史や理論、ご自身の経験をふまえた[しなやかな思考]についてのお話が...こちらも興味深かったです❗️